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家族のきずな「弱まった」9割…読売調査
家族のきずな「弱まった」9割…読売調査 2008年4月26日(土)22:57

 最近の「家族の絆」に関する調査では、「家族の絆が強まった」が1割にも満たず、逆に「家族の絆が弱まった」がほぼ9割になっています。大変寂しい数字です。
 「家族観」については「子供の躾が出来なくなってきている」と「一緒に過ごす時間が少なくなってきている」が8割以上に上っていますが、両者は相関関係にあるように思えます。つまり、“子育ては手間隙かけて”と言われるように、愛情さえあれば気持ちさえあればよいものではなく、忙しくてもある程度の時間を子供と過ごす必要があるということです。
 家族についての希望や心掛けの調査結果をみると、やはり「絆を大切にしたい」と思っている人は多く、「できるだけ話をするよう心掛けている」と答えています。家族の大事さは皆分かっているのです。
 近頃、街で育てている花を荒らしたり、水鳥を殺傷したりするニュースを目にしますが、いかに心が荒んできているかを突きつけられる思いです。
 豊かな心の形成は家庭から、だと思います。また心の安定は家族の絆の強さ(私は家族に愛されている、私は家族から必要とされている、私は家族のために生きたい、という思いで結ばれている)と密接な関係があります。
 今回の調査結果を、家族を見つめ直すキッカケにしてほしいものです。


読売新聞社の年間連続調査「日本人」によると、
「家族のきずなやまとまりは強くなってきている」と思う人は「どちらかといえば」を含めて9%に過ぎず、
「弱くなってきている」との答えは89%に達した。

 1985年11月調査では「家族の結びつきやまとまりが強くなってきている傾向がある」と思う人は47%で、この20年余りで家族のつながりが薄れたと感じる人が大幅に増えたことになる。

 今回の調査は「家族観」をテーマとして12、13日に面接方式で実施した。

 日本人の家族については「子供のしつけをきちんとできなくなってきている」と思う人が88%に上った。
 「一緒に過ごす時間が少なくなってきている」という指摘については84%、「互いに干渉しなくなってきている」には74%が「そう思う」と答え、家族関係が希薄になっているとの見方が強かった。
 「まとめ役になる人がいなくなってきている」にも73%が「そう思う」と答えた。

 自らの家族については「きずなやまとまりを大切にしたい」と思う人が98%を占めた。
家族との関係で日ごろ心掛けていることを複数回答で聞くと「できるだけ話をする」67%、「一緒に食事をする」61%、「誕生日など記念日を一緒に祝う」31%--などとなった。「とくにない」は10%にとどまった。
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【 2008/04/30 14:55 】

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エプロンデモ 顛末記
エプロンデモ 顛末記

こちらのブログでご案内しておりました「エプロンデモ」が昨26日、無事行われました。
そのご報告をとり急ぎいたします(あとで写真等もご紹介できればと考えています)。

エプロンデモは、中国の毒ギョーザに抗議して企画されました。
子どもや家族の健康を守る立場の主婦が、食と命に関わる事件を見過ごすわけにはいきません。
しかもその後の中国政府の態度の酷さ、日本政府の対応の拙さに黙っていられず、普通の主婦が立ち上がったのです。

予定通り13時に水谷橋公園に集合。30分ほど集会をした後、デモ行進隊が公園を出発しました。

街宣車に誘導されて、横断幕を持った割烹着の主婦達を先頭に、参加者が色とりどりのパネル、プラカードを掲げ、幟も手にし、数寄屋橋を通り日比谷公園までの道を練り歩きました。
街宣車やパネル、プラカードには、ギョーザの絵とドクロのマークが見え、中国の毒への恐怖と怒りを訴えていました。参加者は女性だけでなく、男性も大勢いらっしゃいました。約150名の参加だったようです。

シュプレヒコールも主婦自ら先導、中国政府に対し、毒ギョーザ事件をウヤムヤにするな!
日本国民に危害を加えた責任をとれ!との声は、切実な叫びでした。
そして、日本政府にも、中国の毒から国民を守れ!と訴えましたが、国の政府は国民の生命・財産を守ると決まっているものであり、なんとも情けない思いがしました。
また「日本の農業よ、ガンバレ!」「日本を守るぞ!家族を守るぞ!」との呼びかけは、今後の日本へのエールに聞こえました。
折しも長野聖火リレーの日と重なり(デモ企画のころは、それは想定していなかった)、チベット問題も浮上していましたので、それに関する声もありました。
先導の声に続き、参加者も大きな声をあげていました。
デモ隊の横から全体を見ていた筆者は、デモを企画して様々な準備をしてきた実行委員と、参加者とが一体になり、思いを一つにして声をあげている姿に感動を覚えました。

沿道にいた人たちからは「そうよね、そうよね!」という賛同の声がありました。
またデモに初めて参加された方で、大変感動した、と仰ってた方もいたと聞いております。

このデモに対し、マスコミも数社(新聞社、テレビ局)も取材に来ていました。
さて、どのように報道されるのか(されないのか?)注目したいと思います。

デモ中は雨に降られることなく、無事に終了することが出来ました。
デモ隊が解散してから、雨がぽつぽつ降り出しました。
実行委員一人一人の胸に、確かな充実感がありました。

エプロンデモに参加して下さった皆様、本当に有難うございました!
心より感謝申し上げます!!
【 2008/04/27 00:57 】

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