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「家庭からの教育再興プロジェクト」講演&シンポジウム④
            「家庭からの教育再興プロジェクト」
             講演&シンポジウム
              (シンポジウムの部 その1)
              パネリスト 長田百合子 先生
                      松浦芳子 杉並区議
                      岡本明子 ジャーナリスト
              司会進行  伊藤純子 伊勢崎市議
                 日時 平成19年9月23日
                 会場 伊勢崎市あずまホール

9月23日に行われました「家庭からの教育再興プロジェクト」講演&シンポジウムのシンポジウム部の内容をご紹介いたします。

司会:伊藤純子・伊勢崎市議会議員 
 それでは第2部のシンポジウムを始めたいと思います。長田先生、そして先生のお隣は杉並区議会議員の松浦芳子さん、そして私のお隣はジャーナリストの岡本明子さんです。
 先ほどの長田先生の講演会をもとに話を進めてまいります。
つい先日、薬物依存のニュースを耳にしました。依存性の強い向精神薬「リタリン」を、必要の無い患者に不適切に処方した疑いがあるとして、東京のクリニックが東京都から立ち入り検査を受けました。最新ニュースによると、このリタリンが抗うつ剤として対象から外す意向を政府に示したと聞いています。   
薬に頼る方法以外に方策はないのでしょうか?岡本さんいかがですか?

岡本明子・ジャーナリスト
 有田秀穂(ひでほ)先生という東邦大学医学部生理学教授のお話を伺う機会がありました。80年代に入って急速にキレル子供が増えました。2002年の文科省の調査でも、「急に怒ったり、泣いたり、嬉しくなったりする」という自己評価の設問に、小学生の7割位が、そういうことがあると答えているそうです。この原因として、親の過度の干渉、過保護、過度の統制、ということが言われていますが、有田先生は、脳の中のセロトニン神経に注目して、著書を出されています。
 セロトニン神経というのは、脳の中で働いていて、人間の頭から足の先まで全身に影響を与えるものだそうです。この神経は、心の安定に大事な作用をするものです。
 このセロトニンは子供だけではなく大人にも大きな影響を与えていて、これが減少することで、うつや自殺などそういう症状を与えるそうです。
 セロトニンは、覚醒の神経ですから、セロトニンが足りないと、起きているときに寝ている状態になってしまう、これが「うつ」なんだそうです。
 長田先生のお話に出た薬の類は、このセロトニンと似た作用を発揮するそうで、こういう薬で安易に解決しようとすると、中毒や依存症になってしまいます。
 では、このセロトニンを増やすには何をすればいいのか。
それはまず太陽を浴びることだそうです。
 二つ目は、リズム運動をすることだそうです。これは、物を食べるときの咀嚼、歩行とか、呼吸とかです。朝日を浴びながら何も考えずに散歩する、これが一番ということになります。つまりは人間のかつての普通の暮らしがいいということです。
 また、幼児期からセロトニンは大事で、おっぱいを吸うとか、ハイハイをするというのは、リズム運動であって、赤ちゃんにとって、セロトニン神経から見ても大事なことなのだそうです。
 毎日30分、何も考えずに集中して単純な繰り返しの運動を行うことがよいので、有田先生は、お経を読むとか、禅を組むとか、呼吸なら吐くことに集中して行えばリズム運動になると仰っていました。これを毎日続ければ、相当セロトニンも増えて、うつ予防になるし、キレルことを防げるそうです。

司会
 話を学校現場に移したいと思います。伊勢崎市でも授業の前に朝学習をしています。児童の心を落ち着かせるため、黙読させていると聞いています。
 朝学習の取り組みは全国の自治体で見られますが、松浦さんの自治体の杉並区ではどうでしょうか。

松浦芳子・杉並区議会議員
 朝学習ですが、杉並区でも朝10分の読書学習をしております。黙読もいいのですが、案外心に入っていかないものです。先日までの自殺予防週間中、学校で自殺予防を含めた絵本の読み聞かせを道徳の時間に試みまして、その視察に行ってきました。小学校3年、4年生の読み聞かせ現場では、先生が本を読むだけでなくプロジェクターを使って絵本の絵を見せながら行っており、感動を覚えました。
 今、子供達は朗読をあまりしません。昔子供達は5歳にして四書五経を朗読してきました。その時分に分からなくてもそれが50、60代になって分かってくるわけです。
 私は朗読、読み聞かせを推奨したいと思います。また黙読であっても、ときにその本を朗読し、紹介しあうことが良いのではないかと思っています。

司会 
 『声に出して読みたい日本語』の著者、斉藤孝先生も音読が脳を活性化させて良い、と仰ってますね。
 さて中央教育審議会が、文部科学大臣から「青少年の意欲を高め、心と体の相伴った成長を促す方策について」の諮問を受け、平成19年1月30日に出した答申内容についてちょっと触れたいと思います。
 この答申内容を簡単に言えば、青少年の実態と親、家族と子育てを大事にするように、ということですが、この答申について岡本さん、何かございますか。

岡本明子・ジャーナリスト
 今年の中教審の答申は「青少年の意欲を高めるにはどうしたらよいか」という文科省の諮問を受けてのものでしたが、それは意欲の無い青少年の増加への懸念が背景にあるためです。
一番問題だと思われたのは、親子関係の調査で、諸外国-アメリカ、イギリス、韓国など-では8割の子が親から“嘘をつくな”と躾けられたことがあると言っているのに対し、日本では逆に8割の子が、そういう躾は受けていないと答えている、ということです。親子間(保護者と子供の関係)において、子供を褒めるとか叱るといったコミュニケーションの度合いが低い、子供に社会のルールを身につけさせることが少なくなっています。保護者の多くが、子供に自主性を身に付けさせること(放任主義ともいえる)に価値をおいていると答えています。
 こういう親子関係が問題だということは中教審も言っており、家族の役割をもっと強く自覚し、もっと子供に積極的に関わりましょうというように述べています。
 しかしこの答申の中で何が欠けているのか。長田先生のお話の中にもありました「父親」「先生」「人様」といった恐くて尊敬できる存在があること、そうした存在があってこそ家の中や社会に秩序が生まれます。そうした秩序がなくなってしまったというのが、日本にとって、また子供達にとって、不幸なことなのではないかと思います。(その2へつづく)

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【 2007/10/31 14:45 】

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