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「家庭からの教育再興プロジェクト」講演&シンポジウム⑤
            「家庭からの教育再興プロジェクト」
             講演&シンポジウム
              (シンポジウムの部 その2)
              パネリスト 長田百合子 先生
                      松浦芳子 杉並区議
                      岡本明子 ジャーナリスト
              司会進行  伊藤純子 伊勢崎市議
                 日時 平成19年9月23日
                 会場 伊勢崎市あずまホール

松浦芳子・杉並区議会議員
 学校教育や自治体のことは最後に述べることにして、ここでは私の体験を述べさせていただきます。
 私には4人の子供がいまして、現在、皆30代です。長男は36になりましたが、小学校4年生の頃から、アイロンがけ、洗濯、掃除、全部自分でやっています。それにはこういう経緯がありました。
 長男が4年生のとき親子喧嘩で「お母さん、死んでしまえ」と言いました。それからは、いくら長男が「お母さん、洗濯して」と言っても「お母さんは死んだのだから」と言って一切しませんでした。以来20年以上、長男はアイロンがけ、洗濯、掃除を一人でやっています。
 親は毅然としていなければなりません。今となってみて、親として子供に言葉の大切さについて身をもって教えたのだと思います。

司会 
 ここまでお話を伺ってきて、秩序とモラルがキーワードだと思いました。
 残念ながら伊勢崎市でも「給食費を払っているのだから『いただきます』を言わせないで」とか「うちの子をいじめた生徒を転校させて」などと主張する、俗に言うところの“モンスター・ペアレンツ」の問題が浮上しています。お母さん方から寄せられた情報によると、モンスター・ペアレンツを煽る人権団体あるいは弁護士が学校を訪れるなど、子供の親ではない第三者が介入してきているとも聞いています。
 栃木県は、いじめ発生件数、10代薬物乱用、10代妊娠中絶件数・・これらすべてワースト1位だそうで、ちょっとやそっとでは太刀打ちできない現状であると思います。ですから長田先生のような方が栃木市教育委員会生涯学習課特別講師として徴聘されたのではないか、と思うのですが、いかがでしょう?

長田百合子先生 
 国は若者に意欲を持てと言いますが、大人が持ってないのにどうするのか、と言いたいですね。
 殆どの心の専門家は、心を動かしてから体を動かそうとするのですが、それは無理な話で、体を動かして初めて心が動くわけですよ。人間も動物なんですから、運動させたり規則正しい生活をさせたりするうちに、その子なりの心の動きが初めてでてくるものなのです。
 この間、私を含め二人の講師が呼ばれた講演会で、私の前に出られた学者が「皆さん、子供の命は私達の命です。私達大人の手で子供の命をしっかり守りましょう」と(現実感のない奇麗事を)話されました。ですから私はその後で「皆さん、子供の命なんて守れませんよ。例えば地震が起きたとき、スーパーマンみたいに飛んで行って、子どもなんて守れませんから。親は、子供の命を真剣に守ってやりたいと思うなら、子供自身に自分で自分の命を守る知恵と力をつけてやることが大事なのですよ」と話しました。
 最近は社会全体が妙に優しいといいますか、体よくて事なかれで無難でいて関わりを嫌うような、何だか大人として思考がとぼけているのではないかと思いますよ。
 栃木市で学校に放火した子供がいますが、そのときも加害者ばかりが守られて、被害者が遠慮している感じでした。淳君の殺害事件のときもそうでしょう。被害者は散々メディアにプライベートを暴露されて遺族の精神状態はズタズタになり、それに比べて加害者はガッチリ守られていた。こんな馬鹿なことがありますか?
 今の日本というのは、権利とか自由とか強行に主張すれば勝ち、心の病気だと言えば守られる国になってしまいました。ましてや「助けてください」としおらしく出るならともかく「私は病気なんですよ!守られて当然でしょ!」なんて来るからたまったものじゃない。
 モンスター・ペアレンツの例で言いましょう。
 訴訟を起すわ、メディアを呼んで来るわ、やりたい放題、言いたい放題のモンスター・ペアレンツにからまれたら、教師はその対応に一人で振り回されてしまいます。困った事に、我が子が普段から御世話になっているものを、関わりを嫌う良い子の父兄たちはそんな教師に全く手を貸さずに知らん顔です。彼らは益々調子に乗り、偏った思考の人権団体や弁護士をバックに大暴れです。しかし、モンスター・ペアレンツの子供はミニ・モンスターであることに、良い子の親たちはちっとも気付いてはいません。調子に乗って大暴れするモンスターに守られたミニモンスターが好き放題の悪行を学校ではたらけば、疲れてしまう一番の被害者は、紛れもない良い親たちの子どもである≪良い子≫なんです!
私はお母さん方に講演でこう言います。正しくないと分かっているのに、口に戸を立てて決してモンスターと闘おうとしないのを「控え目な態度」「利口な態度」と勘違いしてないかと。教師には限界があるの。その限界をホローしてあげるのは、親じゃないのか。貴女たちが正義と闘わない限り、貴女たちの良い子が疲れていくんですよ!先生がモンスター・ペアレンツにやっつけられているのを見たら、正しい親が一つになって先生を助けなさいよ。そして阿呆な親子の行いを断固非難して撃退して、正しい考えの親で自分たちの子どもが教育を受ける学校という機関をしっかりと守っていかないとダメでしょう、と。
私が出来ることは、講演活動で、“母ちゃん”を動かし、向精神薬の恐さと序列の大切さを教え、これ以上子どもが問題を持たないよう予防線を張って行くしかないですね。母ちゃんの教育は母ちゃんにしか出来ませんし、それに母ちゃんが真剣に動き始めたら社会にとってとてつもない影響力になりますからね。英国にことわざがあるんですよ。「ゆりかごを揺する手が世界を支配する」って。母親の「いい子を育てようとする力」は国をも動かす力になるって、私は信じているんです。

司会 
 今、「子供の権利」と盛んに言われていますが、未成年、未発達の子供に、権利も何もないではないか、ということでしょうか。

長田百合子先生 
 そうですよ、子供は、訳が分からないから子供なんです。そんな子供の意見をいちいち尊重してたら、子供がわがままでダメ人間になるのは分かってますよ、そうでしょう?
 この間、ある市の幼稚園でお母さん20人くらいに「運動会のときに子供がお遊戯をしたくない、と言って泣き出しました。さて、あなたはどうしますか」と訊きました。すると8割方のお母さんが「子供の意見を尊重してやめさせます」と答えました。こんな恐ろしい錯覚はありませんよ。人様である、お友達と先生と一緒に何度も何度も練習して運動会があるのです、なにを自分勝手なことを言っているんだ、我が侭は許さないと叱って晴れの舞台に送り出すのが親として当たり前でしょう?
 子供の意見を尊重するのは、新たな挑戦とか進路とかの場合。これは大切にしてあげなければなりません。それをただ闇雲に子供の意見を尊重すると言ったら、とんでもなく一般常識から外れた感覚の子供になってしまいますよ。(その3へつづく)

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【 2007/10/31 14:59 】

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